2007年はかなり本を読んだ年だった。もともとが活字中毒な上に通勤時間が往復で約3時間と長いこともあり、かなりの本が読める。2006年も50冊と自分としては多かったのだが、2007年は80冊と、おそらく人生最多ではないだろうか。(ちなみにブログの左に読んだ本をアップしております)
友人が本100冊と映画100本を目標にしているというのを知ったのも刺激になったし、書評のメルマガで面白そうな本を知ることが出来たことも大きかった。内容としてはビジネス書中心で、マネジメントや営業、自己啓発系、そして住宅に関するものがメイン、それに加えて小説もそれなりに読んだ、という感じだろうか。
自分のレビューを振り返って、ビジネス系で自分なりのベスト5とそこで印象に残った言葉を選んでみた。
「リーダーシップの旅」
知行合一を実現する意志力は自分自身との真摯な対話から生まれる。自問自答し、頭だけでなく心から納得したとき、意志の力が生まれる。
「マイクロソフトでは出会えなかった天職」
世界を変える手助けをするために自分の人生を少し変えてみようと思っているなら、僕の心からのアドバイスをひとつ、考えることに時間をかけすぎず、飛び込んでみること。
「ハイ・コンセプト」
・豊かさ・アジア・オートメーションという3要因がコンセプトの時代を導く。そこで生きていくためには以下の3つの問いかけが必要だ。
(1)他の国なら、もっと安くやれるか
(2)コンピュータなら、もっとうまく早くやれるか
(3)この豊かな時代に需要があるか
「社員をサーフィンに行かせよう」
危険なスポーツが個人の成長につながる重圧を生み出すのと同じで、企業もまた、成長のための重圧を常に自分にかけつづけるべきだ。
「佐藤可士和の超整理術」
整理のための整理ではなく、快適に生きるための本質的な方法論。
ちなみに小説系のベスト5は以下の通り。
「半島を出よ」
「風の影」
「800」
「あまりかん」
「アルケミスト」
でもって、今年2008年は、100冊読むぞ!と言いたい気もするが、敢えて50冊程度にしようかと思う。週に1冊のペースで、その代わり、内容の実践というか、自分の血肉とすることをこれまで以上に意識して取り組みたい。