2008年7月5冊目 通算46冊
【目的】
健康オタク(?)、トレーニング好き(といっても有酸素系メイン)ということで、気になった本。書店では結構平積みになっている。自分のやってることをチェックしたい、そしてより良い方法を取り入れたい、というのが目的かな。
【感想】
まずもってタイトルがうまい。メタボが話題になる中で、日本でもアメリカみたいに、仕事ができる人は体型維持・健康管理もしっかり出来ないと、みたいな風潮があるしなあ。そんな中で仕事と健康(筋トレ)を結びつけたのが勝因では。「筋肉は(英語やITと並ぶ)ビジネススキル」と言い切るあたりはなかなかのもの。
著者は最近流行りのパーソナルトレーナーで、起業家やエグゼクティブなど「仕事ができる人」の指導をすることが多いんだとか。まあ当たり前といえば当たり前ながら、そういう人はトレーニングもきっちり出来ているということ。アントノフスキーという医療社会学者の言葉を持ち出して、総括している。「首尾一貫感覚」という概念で、「有意味感」「把握可能感」「処理可能感」という下位概念とあわせて、仕事とトレーニングを結び付けている。しかしまあ、仕事に役立つ情報はあんまりないかな。
トレーニングを考える際には有益な情報は多い。「痩せたかったら朝食前に運動する」、「筋トレ前には必ず炭水化物を」、「痩せたかったら4時間おきに食べる」、「トレーニング的昼寝のすすめ」、などなど、参考になる。
まあトレーニングやダイエットではどれが正しいか、なかなか分からないのも事実ではあるけど。マイミクさんはトータルワークアウトというプログラムに取り組んでいて、炭水化物は取らずにたんぱく質メインの食事をしてるみたいだし。
個人的にはニーズを満たしてくれたので☆4つ。
【メモ】
・ある経営者は「自分がトレーニングするのは、自分本来の輪郭をしっかり保つためだ」と言っている。
・5つの原則:意識性、全面性、漸進性、個別性、継続性
・筋肉1キロを純粋に増やそうと思ったら、約1年間が必要だと言われている。
・体重を減らすという点だけから見れば、有酸素運動には、投資した時間ほどの見返りはないことを知っておくべきだ。
・トレーニングの場合、最終的な目的は、「自分のQOLを高める」ということに行き着く。自分なりのQOLを言語化して伝えられることは、トレーニングがうまくいく人の共通点だ。
ちなみに今日は近所のジムで、ジョギング5キロとバイク20分、スイムもしたかったがキャップを忘れてアウト。昼は西宮北口「サンフラッペ」でカットしてもらい、いつもの「番馬亭」に行くも臨時休業。口がカレーになっていたので、「たけふく」に方向転換して、カツカレー丼(850円)。しかしここのカレーはスパイシーさに欠けるなあ。普通のカツ丼が一番だわ。