今日は茨木の実家に行き、おせち三昧。
まずは実家にてお手製のおせちを頂く。懐かしい味があって、やっぱりいいもんだ。
更に夜はここのところ母が買っている市販のおせち。さすがに彩り鮮やかで、ちょっと家では作れないようなものがいろいろと入っていて、これはこれで楽しい。45品目くらいあって、飽きることなく、ちょこちょこつまめる。
しかしまあ食べすぎか、ちょっと胃腸の調子が良くない。節制せねば。
と改めて強く思ったのが、NHKで放送された「プロフェッショナル スペシャル」でのイチローの特集だった。(うまくつながった!?)
珍しく私生活にも踏み込んだ取材で、自宅でのイチローの様子などが映し出される。そこでまずびっくりするのが、この7年間、自宅での朝食兼昼食は必ず弓子夫人お手製のカレーだということ。他のものは一切食べないらしく、「カツカレーなんて考えられない」とそのこだわりは徹底している。ひたすらカレーということだが、確かにカロリーも安定して、必要な栄養素が含まれているとすれば、体にとってはいいのかもしれない。その後は「白い巨塔」のDVDを見ながらくつろぐとか。とにかく「同じであること」に(一般人から見れば)異常なくらいにこだわっているし、他人のバットやグローブにも一切触らないなど、自分の感覚を大切にしているということか。
肩甲骨をしっかり動かして、柔らかい筋肉を作るトレーニングや、専用の枕と足裏マッサージ機を遠征先にも必ず持っていくあたりには、身体を整えるこだわりが見える。
2007年のイチローは、プレッシャーを感じないでいようとするのではなく、敢えて立ち向かっていこうとした、というのが大きな変化と伝えていたが、それがうまくいったのかは分からなかった。ただ、首位打者争いに敗れたと分かったときに守備位置につきながら涙を浮かべていたイチローの姿には、ぐっとくるものがあった。WBCあたりから変化が表にあわられて来たイチロー、それだけ成長したってことなんだろうか。
敢えて聞きたいとすれば、個人の記録という部分と、チームとしての勝利というものを、どう位置づけているのか。バッティグでは、過去の自分を捨てるというイチローだが、生活面では変化を好まないように見えて、チームを変わって優勝しようという姿勢はないようにも見えるが、どうなんだろうか。
2008年、改めてイチローに注目していこうと思った。