昨日の夜、福井への旅から帰宅した。三日目は福井で足羽山公園で福井の生活環境の良さを感じ、武生でいわさきちひろの生家を訪ねてのんびりし、そして「ちりとてちん」の舞台である小浜に向かった。
小浜は小さな港町だが、放送が終わった今も、ちりとてちんブームは続いているようで、そこここでそれっぽい観光客を見かけた(そういう我々もまさにそのひとり)。まずは若狭塗箸の研ぎだし体験をしたいと「箸匠せいわ」へ。ここでは無料で箸を研ぐ作業が体験できる。研磨器にあてて、塗りの下にある模様を浮かび上がらせるのだが、なかなか難しく、研ぎすぎると木の地肌が見えてしまう。その後店内を見て回り、貝の模様がきれいに出た若狭塗箸を買い求めた。
お昼が遅くなりフィッシャーマンズワーフに駆け込み、鰺や鯛などの寿司と甘海老を買って、その場で食べて一息ついた。それからはちりとてちんのロケ地めぐり。鯖街道の起点であり劇中に出てくる魚屋のある商店街、線路が真ん前を通るお寺、浜辺、公園など。舞台を実感して、明日明後日にある総集編を見るのがより楽しみになった。
ちなみに小浜はちりとてちんの他に「オバマを勝手に応援する勝手連」でも盛り上がっているようで(?)、商店街には二つの幟がひらめいていた。帰りは鯖街道ルートで湖西を回りスイスイ帰ってこれた。
福井って住みやすそうでいいところだと感じた三日間だった。長寿県というのも納得できるなあ。
唯一の誤算は2泊目のホテルで喉を痛めて風邪気味になってしまったこと。今から同じ職場で働くTさんの結婚式があり守山に向かっているところ。悪化させずにお祝いしたい。