名神高速で北に向かう途中、菩提寺サービスエリアで昼ご飯。同行したKさんがオススメという、鯖味噌煮込み定食を頂いた。サービスエリアとバカに出来ないしっかりした味で、ご飯がすすむ。具だくさんの豚汁と小鉢が付いて550円はお値打ち。ほかにも巨大なかきあげが乗ったびっくりうどんやちゃんぽんなんかも美味しそう。かなり食事に力を入れてる様子。名神高速で昼ご飯という際にはお立ち寄りください。
今日の午後は江戸時代がいかにエコな生活様式であったかについて、作家の石川英輔氏の話を聞いた。so what?てな感じもあるが、それぞれのエピソードは興味深いものだった。江戸時代の人たちが何を食べていたのか、番付表をもとに推察する話があった。鯖味噌煮込みが当時も人気のメニューだったので、なんだか笑えた。野菜、豆、魚を中心に、非常に体に良さそうなメニューが並んでいて、やはり日本人にとってのスタンダードな食っていうのは、こういうものなのかと考えさせられた。石川氏はポリシーとして牛肉とパンを食べないことにしているそうで、牛肉は石油のかたまり(育てるのにそれだけ多くの燃料・カロリーを使っているということ)、パンは輸入小麦が8割だから、という理由らしい。考えとしては分かるけど、牛肉も食べるし、パンも好きでやめられないと思う。ただ、食という、ある意味、とっても日常的なことであり、また大事なことで、それに対してどんなポリシーを持つのか、考えることも必要だなと思った講演会だった。